江戸城と風水
Dr.コパさんのおかげでずいぶんと有名になった風水ですが、風水は意外と身近なものでもあるのです。
たとえば、鬼門というのがありますね。東北位を示すものですが、この位置を風水は重要視します。
平城京、平安京など日本古来の都は風水にのっとって建造されています。
方位の中では一番重用視される鬼門(東北位)ですが、いかに厄よけをするかというのもこの鬼門が重視されます。
江戸城もまたしかりで、鬼門方向に寛永寺を建造しました。
寛永寺の山号は「東叡山」ですが、これは「東の比叡山」という意味です。
比叡山は天台宗の総本山ですが、平安京の鬼門に位置します。
鬼門に寺社を建立することで、鬼門方向災厄がこちらに向かってくるのを防ぐ(そこでシャットアウトするということです)という「塞」の役割と、中心にあるもの(都や江戸城)に起こる災厄を代わりに受けてもらうという「依り代」の役目の両方があると思われます。
また、鬼門と同じような扱いをされるものとして裏鬼門(西南位)があります。
江戸城の裏鬼門には三縁山増上寺を作りました。
こうして江戸城は風水的な対策も怠りなく行っていたわけです。
ですから、地図で見ると、寛永寺と江戸城と増上寺は一直線に並ぶことになります。これは偶然ではなく、風水対策の自ずからの結果です。
東叡山寛永寺関連の地図
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